ライスショック 日本の食糧自給率 ~その2~

食糧自給率(1/4) - Grab Tribbles 徒然なるままにの続き


外国産米の実態

主食用の米、年間10万トンの輸入米が消費されている。

加工用の米、米菓子メーカ上位10社のうち7社が輸入米を使用している。

日本酒さえも、アメリカ産米を使って現地で生産されて、世界各国に輸出されている。


世界の米ビジネス(アメリカ)

アメリカ、農産物の貿易会社。

今や米は世界で取引される貿易商品に生まれ変わったと考えている。

アメリカを米の生産拠点とし、年間生産量の半分350万トンを世界に輸出している。

アメリカ最大の米輸出基地、サクラメントバレー。

7,000を超える米の品種を実験的に栽培している研究農場。

自分のビジネスにもっとも適した米を探ろうと年1回の品種発表会に訪れる。ここにカリフォルニア中から農家300人が集まってきた。

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栽培の難しさから日本でしか作れないといわれたコシヒカリまである。

カリフォルニアでは世界で高く売れる日本の品種に切り替える動きが加速している。

とある農場で栽培されているコシヒカリ、アメリカ国内では10Kg 1,500円で売っている。

日本の1/3の価格。味については日本と遜色ない。


続きは、また今度

- 世界の米ビジネス(中国)

- 日本の農家は・・

- 日本の米はどこへ

- グローバル化の果てに