水を不意にかけられたら何と言うか・・・(うい、あぴ)
いや〜。おもしろかった。笑った、笑った。
「アホとバカの境界は?」も面白かったがあらためて言葉の文化の不思議を感じた。なんでこんなに近県で表現が違うのだろう。
〜朝日放送HPより〜
2.『宮崎はウイッ! 長崎はアピッ!』竹山 隆範探偵
宮崎県の女性(27)から。宮崎県・延岡で生まれ育ち、今も宮崎に住んでいる。地元では不意に水をかけられたときに“ウイッ!”と言う。条件反射のように出る言葉で、親兄弟、友人たちもみんな言うので、当たり前だと思っていた。ところが、長崎県・諫早市出身の友人から「自分の地元では“アピッ!”と言うのが当たり前」と聞き、本当なのか調べて欲しいというもの。依頼者に会った竹山探偵は、水をかけられると宮崎の人は“ウィッ!”と言うのか、まずそこから調べた。
探偵ナイトスクープらしい調査方法だった。宮崎から長崎へ移動しながら行く先々で水をかけられたとき何と言うか調査をしようということ。面白そうだ。
熊本県
玉名市にて調査。薬局屋に入って、水鉄砲でぴゅっ!
「えちゃっ!」
えちゃっ??
冷たい水などをかけられたときに使うらしい。
別の人にも、水鉄砲でぴゅっ!
「えちゃーす!!」
えちゃーよりも怒ったときに「す」をつけるらしい。
佐賀県
いよいよ、長崎まであと少し。どんな変化をするのか?
「ういっ」→「えちゃー」ってまったく表現が似てないので、変わっていくという感じではないが・・。
吉野ヶ里町にて調査。水鉄砲でぴゅっ!
「ありっつ」
水がかかったときや、人と話しているときに相手の唾などが顔にかかったときに瞬間的にでる表現らしい。またまた、ぜんぜん違う。
「ういっ」→「えちゃー」→「ありっつ」
そして、長崎県(諫早)へ
そして、今回の依頼者の友人の故郷諫早に、本当に「あぴっ!」というのか?
へぇ〜。本当に言うんだ。
雨が突然振ってきてぬれても、「あっぴ」というらしい。大雨振ってきたときの表現も調査してほしかったな。
まとめ
ところ変わればその土地土地で習慣や言葉が違う、番組の面白さもさることながら日本の文化の奥行きを感じたというか、うまく表現できないが日本人でよかったな、と思った。
最後にGoogleEarthに先ほどの写真を貼り合わせてみた。なにか関連性でもわかるかなーー、と思ったけど・・・・・
追記
身近に宮崎市近くに実家を持つ人に聞いてみたところ、「言わない」とのこと。みんながみんな言うわけではなさそうだ。県とか市とかいるレベルではなく、もっと小さな地域性を持った言葉かもしれない。