なぜ乗り物でうたた寝するの?

NHK解体新ショー 2007/9/29放送より


乗り物にのるとついつい眠くなってしまう。どうも、揺れの周波数が関係するらしい。眠くなる人が多い電車と、少ない電車で揺れの強さをしらべると、ある特徴がある。眠っている人が多い電車はだいたい2Hz(1秒間に2回揺れる)以下の低い周波数が多いとのこと。

振動が人の体に与える影響は? 共振

体はその部分によって共振する周波数が異なるとのこと。
5Hz:胃や腸
12Hz:太もも
20Hz:頬
20〜30Hz:頭
20〜90Hz:眼球
共振する揺れは不快になりやすい。


眠気がおきるわけ

詳しい理由はまだわからないそうだが、ゆりかごのような揺れが眠気を引き起こしていそうだ。母体にいる間、揺れたり心拍から心地よさを学んでいて、それが電車の座席にいるときに同じような事がおきると、眠くなると考えられる。

解体新ショー


毎回2組のプレゼンターが、健康や人体にまつわる様々な情報を取材・プレゼンテーションし、それを元にゲストのタレントや専門家がトークを繰り広げ、観客50人がそれが納得いくものかを「解体率」として判断する。持ち点は1人2点。大抵の場合は90%を超える。