ご褒美を見つけられる能力

任天堂岩田社長が「ほぼ日」を訪れたときの対談が非常に面白かった

ゲームって、すぐにやめちゃうゲームと「なんかやっちゃうんだよね」っていうゲームがあるんですよ。


(中略)


共通することがなにかというと、人は、まずその対象に対して、自分のエネルギーを注ぎ込むんですね。
時間だったり、労力だったり、お金だったり。
そして、注ぎ込んだら、注ぎ込んだ先から、なにかしらの反応が返ってきて、それが自分へのご褒美になる。
そういうときに、自分が注ぎ込んだ苦労やエネルギーよりも、ご褒美の方が大きいと感じたら、人はそれをやめない。
だけど、帰ってきたご褒美に対して、見返りが合わないと感じたときに、人は挫折する。
これは「やめずに続けてしまうゲーム」の条件としても成り立ちますし、「英語を学ぶときに挫折しないかどうか」も、同じ理屈で説明ができると思うんです。


(中略)


つまり才能というのは、「ご褒美を見つけられる能力」のことなんじゃないだろうかと。

う〜ん。なるほど。


「ご褒美」について、
茂木健一郎氏も「フューチャリスト宣言」の中で次のようにいっていた。

フューチャリスト宣言 (ちくま新書)

フューチャリスト宣言 (ちくま新書)

周囲に認められたり、ほめられたりしたとき、大脳皮質の下からドーパミンという神経デンタル物質が放出されます。これが脳の報酬物質です。