サブプライム問題

「連日テレビや新聞などサブプライム問題に関する記事が賑やかである。経済にトンと疎いがこれだけ露出度が高いとさすがに気になり、ネットや過去の記事など調べてみる。


サブプライムローン


サブプライムローン(米:subprime lending)は、主にアメリカ合衆国において貸し付けられたローンのうち、優良顧客(プライム層)向けでないものをいう。狭義には、住宅を担保とする住宅ローンに限定されるが、広義には、自動車担保など住宅以外を担保とするものを含む。一般的に他のローンと比べて信頼度が低いとされている。

2007年あたりから、その貸付の返済不能などが問題となっているのは、主に住宅ローン(狭義のサブプライムローン)に関するものであ

る。

ウィキペディアより~

低所得者向けの融資で、この債権を別の債権とあわせて別の証券投資(ハイリクス・ハイリターン証券)として販売。ヘッジファンドなども手を出しているとか。


いろいろと記事を見ていて、ふと数年前にNHKスペシャルで紹介していた番組を思い出した。

アメリカで増え続ける自己破産について紹介した番組。


2003/4ごろ放映された番組

個人破産 ~アメリカ経済がおかしい~」


米国経済をささえてきた個人消費の財源は、住宅の価格上昇とクレジットカードといわれる。住宅の値上がり分を担保にした借金は増え続け、クレジットカードの利用も10年で2.5倍に増えた。個人破産が急増しているアメリカ経済の現状に迫る。

~当時のテレビコラム欄より~

番組HPから抜粋

個人破産について

借金を返済できなくなった個人が裁判所に破産の申請をすることです。破産が認められると借金を棒引きしてもらうかわりに、財産を没収されたりします。ただし、没収されない財産もあります。(破産申請時に選んだ破産法の種類によって、内容は変わります。)

2002年、破産申請の数は153万9111件となりました。これは過去最悪の数字です。破産数の変化等については、以下の「アメリカ破産研究所」のホームページをご覧下さい。

http://www.abiworld.org/stats/newstatsfront.html

そのとき一瞬を楽しもうとするアメリカ人の気質なのか・・

サブプライム問題は、増え続ける個人破産問題(ミニマムペイメントやリファイナンス)の教訓がいかされていないのか、それともなす術なくさらに問題が大きくなった結果なのか。

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