原発はクリーンエネルギー??

テレビメモ

なんの番組だったかなぁ


原発地震対策は?

柏崎刈羽原発

想定地震新潟県中越地震
1号機273ガル680ガル(想定の2.5倍)
6号機235ガル488ガル
5号機254ガル442ガル

なぜ想定外がおきたのか?

原発の想定強度は、主な活断層と過去の地震震源のデータから。


活断層の上には建てないというのが原則だが、現実には未知の断層がある。

今回地震が起きた活断層の存在はしっていたが、地震原因としてはノーマークだった。


強度については国の基準にのっとった建設だったが、国の基準が古かったことも原因。

実は、昨年9月、25年ぶりに改定された。

旧指針新指針
想定する地震最強地震と限界地震一本化(限界地震に一本化)
調べる活断層5万年前以降のもの13万年前以降のもの
未知の活断層に備えてM6.5の直下地震過去の観測記録に基づき原発ごとに

5万年前以降のものを13万年前以降のものまで調査範囲を広げたらどこまで安全といえるのだろうか?

地球史年表によると、5万年前って、クロマニョン人の時代。これを温暖期までさかのぼったら安全??


全国55の原発で耐震性の再評価を行った。

あと1~3年かけて調査を行う。

が、、、すでに 想定を超える地震は続発している。

国は、調査の実施計画を見直して検討結果を報告するよう電力会社に指示している。

調査と平行して補強している原発もある。

中部電力浜岡原発

設計上600ガル→再評価したところ800ガルの強度が必要。追加工事で1000ガルに補強。


国の調べる活断層の幅を広げた狙いは、「より入念な調査の実施を求めている。見つけられない、見つけにくいものを見つけらるようにするというのが今回の主旨」とのこと。

中部電力浜岡原発地図=>ちょっと探しにくいけど


調査した結果

で、ボーリング調査した結果、国が想定する3倍の「超」巨大地震が発生していたことがわかったとさ。

国が想定する東海地震の約3倍もの地殻変動をもたらす「超」東海地震が、この5000年に少なくとも3回起きたことが、中部電力浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)近くのボーリング調査からわかった。この後、もう1回発生しているとみられ、1000年周期の可能性がある。次の東海地震が「超」タイプになるのではないか、という専門家の指摘も出ている。2日まで神戸市であった日本第四紀学会で発表された。


2007/9/4

http://www.asahi.com/national/update/0903/OSK200709030045.html

1000ガルでは、足りませんがな。

浜岡原発は大丈夫なのか??


一度事故が起きると取り返しがつかなくなる。想定外ではすむ問題ではない。

危険であれば、廃炉にする勇気も必要だと思った。(そう簡単ではないんだろうけど・・)


こちらも参考まで。


アメリカでも

2007/9/7 朝日新聞より

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米国は104基の原子力発電所を抱える世界最大の原発大国だ。それだけに新潟県中越沖地震での東京電力柏崎刈羽原発被災はひとごとではなく、「衝撃」として受け止められた。

アメリカでも安全性に再び疑問の声が上がっているそうだ。



原発なくなったらどんなに不便なことになるんだろう。

以外と何ともなかったりして。