Pythonの開発環境を構築
随分と前にPython少しかじってみた。Tracという便利なツールに出会い、これがPythonで作られていて、Python使えばいろいろとカスタマイズできるから、ということで始めて見たものの独学では道のりは遠く(基本的に言語系の独学は苦手・・)なんとなくフェードアウト。
またちょっとやってみようかと本を買ってみる。
退屈なことはPythonにやらせよう ―ノンプログラマーにもできる自動化処理プログラミング
- 作者: Al Sweigart,相川愛三
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2017/06/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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以下、備忘録
Pythonのダウンロードとインストール
Pythonは2と3で文法が異なる。例えば、Python 2系は、
print "hogehoge"
これに対し、Python3系は
print("hogehoge")
Python3リリースされてからかなり時間が経過しているものの、今後参考にさせてもらうソースやモジュールにはPython3未サポートのものもありそうなので、 とりあえず両方インストールしておく。
以下、Windows版のインストールについて。
Python 3のインストール
64ビット版の場合はx86-64と記載あるものを選択。
今回はその中の「executable installer」を選択
インストーラを起動。インストールする場所指定とするので、「Customize installation」を選択。PATHの追加を選択。
ここはデフォルトのまま。
全ユーザ使用可能とするため、「install for all users」を選択。連動して「Precompile standard library」も選択された。
インストール先のディレクトリは、Python 2も共用できるように下の通りとした
インストール完了
今回インストールしたバージョンに関する記載は以下に詳細情報あり。
What’s New In Python 3.6 — Python 3.6.4 ドキュメント
Windowsロゴキー + R で [ファイル名を指定して実行] ダイアログ ボックスが表示されるので、cmd と入力して「Dos窓」を立ち上げる。Python -Vとタイプし、下図のようにPythonのバージョンが表示されればインストール成功。
Python 2のインストール
同様にPython2もインストール
Python 2の最新バージョンを確認。現時点の最新バージョンは2.7.14。
インストールリンク先をブラウザで検索。"2.7.14"で検索。
64ビット版をインストール
Python3同様、全ユーザ対象にインストール。
パスは、他のバージョンと共存のために以下のようにフォルダ指定してインストール。
デフォルトで。
インストール完了。
起動してバージョンの確認。環境変数(PATH)については変更していないので、インストールしたフォルダで直接起動しバージョンを確認する。
Pythonのインストール終了。
開発環境の準備(Eclipse編)
すでにEclipse(Oxgen)準備済*1だったので、インタプリタの設定のみ追加実施。
「Window」- 「Preferences」から、PyDev - Python Interpreterを選択する。Python Interpretersの右の「New...」をクリック。
Python27のインタプリタを指定し、OKを押下する。
以下のダイアログが表示されるのでOKを押下。
上記手順と同様にPython36も追加すると、以下の通り設定が完了する。
サードパーティ製のモジュールインストール
ExcelやPDFファイルの操作してみようと。
Excelについては以下のモジュールを使用することに。(後で気づきましたが予めのダウンロードしなくてもインストールできるようです。)
openpyxl - A Python library to read/write Excel 2010 xlsx/xlsm files — openpyxl 2.4.9 documentation
Eclipseの場合はとても簡単にインストールできる。
「Window」- 「Preferences」にてダイアログを開き、
Packagesの「Install/Uninstall with pip」をクリック
下図の通り、インストールするモジュール名を入力、「Run」ボタンを押下するだけ。
ついでに、PDFを操作するモジュールもインストールしてみました。
install PyPDF2
できあがり。。
サードパーティ製のモジュールのアンインストール
たとえば、PyPDF2のモジュールをアンインストールする場合は、
uninstall PyPDF2
です。
ここで、画面が固まっているように見えます。「Close」ボタンが押せません。実はこれ、Proceed (y/n)? と入力待ち状態となっています。
「Send to prompt」画面に「y」と入力、「send」ボタンをクリックするとアンインストール完了です。
開発環境の準備(Anaconda編)
今回購入した本に記載されていた開発環境Anacondaをインストールしてみる。
退屈なことはPythonにやらせよう ―ノンプログラマーにもできる自動化処理プログラミング
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Python3と2でインストーラが異なるようです。とりあえず本記載の通り(Python3)インストールしてみる。それにしても500MBとサイズが大きい。。
インストールされたフォルダを覗いてみたところ、Python自身もインストールされるようなので、AnacondaでPython2,3の共存はできないのかな?
さて、インストーラ起動
I Agree
全ユーザ使用可能に設定した。
インストールフォルダはデフォルト
すでにPythonインストール済のため、以下いずれのチェックもつけない。
インストールに結構時間がかかりました。
インストール完了。
コマンドラインでPythonを実行してみる
Windows スタートメニューから、「Anaconda Prompt」を選択し、「Dos窓」を立ち上げる。
idleと入力すると、、
Pythonのシェルが立ち上がりました。これでPythonをコマンドラインで実行できます。