2016 奈良マラソン走ってみた(1)
都市型マラソンの中でも過酷なコースといわれる奈良マラソン2016年に挑戦。
コース
www.nara-marathon.jpならでんフィールド(奈良市鴻ノ池陸上競技場)スタート&ゴール、天理折り返しコース。天理に入る前と折り返(25Km付近)して天理から奈良方面に向かうところに最大の難所の過酷な坂が待ち受けます。
折り返し以降は、上述の過酷な坂以外にも数か所急な上り坂があり、体力がなくなってきていることもありとても辛いです。とくに35,6Kmあたりのデイリーヤマザキのある坂は距離はないものの急こう配で、走って上ることは至難の業でした。
その後も奈良公園手前、最後の競技場までの上り坂とこれでもか!というくらいのキツイ坂が続きます。
奈良マラソン高低差
是非試走を!
可能であれば、事前の試走をお勧めします。
私は天理折り返し17Kmを試走しましたが、坂の位置や勾配の感覚を事前に把握(覚悟?)でき、よかったと思います。コース下見を目的としてペースはゆっくり(無理しすぎない)走ったことで、折り返したらあともう17Km! 試走のときの感覚(ただし最初の激坂をなんとか乗り切れれば)で走り切れる、というイメージづくりができたことがよかったように思います*1
本番レース
GPS時計をGoogle Earthにエクスポートした地図*2
図の中央奥がスタート/ゴール、手前が折り返し地点の天理。
10Km付近
奈良公園に入り9~10Km付近で10Kmランナーと合流しますが、10Kmランナーのペースが兎に角遅い。コース幅も狭く非常にストレスでした。コース変えるとか10Kmランナーと分離するとかしてほしいものです。(走路が分かれていたかもしれませんが気が付きませんでした。)
25Km付近まで
Lap16あたりから上りが始まります。Lap17あたりでバナナ、ドリンクなどしっかり補給して本格的な上りに備えました。体力的にも余裕が十分にあったこと、着ぐるみランナーと一緒に走っていて、沿道の笑い(大爆笑)とあたたかな声援(こちらもついつい笑ってしまうくらい)もあり、比較的楽に坂は上れたように思います。
Lap20当たりから下り坂、さらにLap21~22ジェットコースターのような下り坂。転がるように走り、Kmあたり1分近くも早いペースに(これが良くなかった)。
下りきったあとは、若干上って下る、そして25Kmの折り返し。天理教の建物(小学校?)に入ったあたりで「お汁粉」補給(小休憩)。
折り返し、そして激坂へ
このころから体力消耗を自覚。試走のときにすでに激坂の感覚は出来上がっていたので、その後待ち受ける最初の急こう配(Lap29あたり)は歩くくらいのスピードで無理せず、若干勾配がゆるくなってきたら少しペースを上げて走る。そうこうしているうちに30Kmを過ぎ、残り12Km。いつも練習している距離を残すのみ、と、脳をだましながら(とはいえ、体力なくなってきているので非常に辛かったですが・・・)。あまりに辛くて素麺食べる気力がありませんでした。
その後も上り坂は続く
その後下りは極端にスピードを落としすぎないように(膝に負担をかけないように)若干ペースアップ、上りは思い切ってペースダウンを繰り返す走り。35,6Km地点の通称(?)デイリーヤマザキ坂は辛さのあまり目をつぶって腕必死で降って(肩甲骨を意識して)早歩き。
奈良公園の手前の坂、そこを過ぎると下り基調、最後に競技場までの上り坂。これを上り切るとようやく競技場、半周してゴール!!!
ペース
前半は思いのほか調子がよく坂道(15~20Km)もそれほどペース落ちませんでした(着ぐるみランナーのお陰か?)。25Kmまではジェットコースタのような坂を転げ落ちるように走ったためかなりのペースアップ。
その後は、お汁粉休憩と激坂上り体力の消耗もあってペースダウン。体力消耗の割に大崩れしなかったのは幸い。
次は、奈良マラソンレース会場までのアクセス、当日レース前までの様子を。