お祭り

毎年5月に近くの神社で例祭があり神輿巡幸を行う。近隣のいくつかの町内会が合同で神輿を担いで町内を一回りする。例年子ども会と町内会が協力して実行して開催していて、神輿は子供たちが担ぐことになっているらしい。


GW真っ只中に開催ということもあり、毎年この時期帰省する我が家には関係ない行事かと思っていた。が、今年は子ども会の役員(お世話係り)をしている関係でどうしても参加せざるを得なくなった。朝早くから午後2時くらいまで4,5時間町内を神輿を担いで練り歩くのだが、行事参加に対してはネガティブだった。(結構しんどいという話を聞いていたこと、貴重な長期休暇をつぶされた。というちょっとした不満が原因)

だが、いざ参加してみるとなかなか赴きがあって面白かった。

古い地元の人の家の前には提灯がぶら下げられ、巡幸するときには玄関先まででてきてにこやかに神輿が通るのを見送る姿。また所々にある休憩所では、近隣の人からのねぎらいの言葉をもらったり、お菓子やジュース、アルコールまで振舞っていただいたり(おかげで朝っぱらからすっかり酔っ払い状態・・・)。なんかこう、一体感を感じた行事だった。


今はマンションが立ち並び近隣の人がどんな人かも知らないような(コミュニティが形成されにくい)時代において、昔はこういう行事を通してコミュニティが成り立っていた。そう考えると重要な行事だなー、と感じた。