ゲーム市場

縮むゲーム市場
朝日新聞 2008/10/2


 ゲーム機本体とソフトを合わせた08年度上半期の国内ゲーム市場は2,388億円、前年同期より21.3%減少した。ゲーム雑誌出版のエンターブレインが1日発表した。任天堂の「ニンテンドーDS」や「Wii」の普及が一段落し、販売が鈍化したため。
 ゲーム機では、ソニー・コンピュータエンタテイメント(SCE)の「プレイステーション・ポータブルPSP)」が158万台(前年度比33%増)と伸ばしたが、DSが131万台で同63%減となるなど多くが前年同期より下回った。ゲーム機全体の下げ幅は33.5%減。一方、ソフトは「マリオカート Wii」など、販売本数が100万本を越えるとヒット商品が4本登場。上位5本のうちDSとWiiのソフトが4本占めた。


下の図は、任天堂カンファレンスで発表した販売台数。

SCEPS2の累計販売台数とDSを比較したもの。2008年のデータがないが、少なくとも2007年まで急激に伸びてきたが2008年に入って伸びが鈍化した。
新しいゲーム機の普及がほぼ一段落した、ということか。これからは魅力あるコンテンツの提供が販売本数の差となるのかな。