デジタルネイティブ
半月くらい前に放映されていた番組。
インターネットが一般の家庭に普及するようになって10余年。子どものころから、インターネットを「水」や「空気」のように使いこなしてきた「デジタルネイティブ」とも言うべき若者たちが登場している。「13歳でインターネットを駆使して起業し全米中の注目を集める少年」「ネット上に200カ国の若者が参加する”国際機関”を作り出した若者」「仮想空間で仕事を請け負って月に5000ドルを稼ぐ高校生」・・・。デジタルネイティブは、「自ら情報を発信し共有することで成立するネット・コミュニティ」を自由自在に使い、見ず知らずの人々と瞬時につながって、次々と常識に縛られない「価値」を生み出している。アメリカでは、既存の価値観や従来の組織のあり方に捕らわれない彼らの考え方や行動力が社会をどこに導くのか、詳細な研究も始まっている。
梅田望夫氏のや、トーマス フリードマン氏を読んだときの衝撃と同じくらいのことを、この番組で感じることができるかな?と楽しみにしていたが、ちょっと期待しすぎだった。
まぁそれでも番組自体は楽しむことができた。
若干13歳のインドの少年がゲームで起業する話。すごいね。いうこともしっかりしている。でも、デジタルネイティブ世代だからできたことなのか、もともと資質があった上でネットというインフラが実現を加速させたのか、よくわからなかった。(凄いことには変わりはない。)
はてなの近藤氏のインタビューもおもしろかった。上場することより、より多くの人にいかに満足してもらえる、生活を変えるようなことができるものを提供できるか、そちらの方が重要。とさらりと言ってしまうところ。グーグルを起業した人物と同じ感覚を持った人が日本にもいるんだ。と感心した。これがデジタルネイティブの感覚?
Google革命の衝撃、デジタルネイティブとやってきたが、次はフラット化する世界とかウェブ進化論みたいな番組を是非やってほしい。
日本のデジタルネイティブたちは
finalventさんブログ読んでそうだなぁって思った。
デジタルネイティブで重要なことは、科学技術の根幹的な部分、というか、基礎教育的なものがオープン化されたことで、もし意欲があるなら、誰でもノーベル賞級の知識に到達することが可能になったということ。まあ、依然そうではないという部分が学会誌とかに存在するのだけど。
で。
この知識の到達するのは、英語ね。
その学会誌は、英語ね。
だから、英語なんだよというのが、おそらく梅田さんの言いたかったことだろうとは思いますよ、これまでの発言を流れを見ていると。
なので、日本人も、英語を読めるようになってそのハイウエイに乗ろうよ、英語で表現できるようになって学会に出ようよと。
知の高速道路に乗るためには英語がかかせない。英語を手段として勉強するだろうから、アナログな時代の人たち(国の決めたカリキュラムで使えないJapanese Englishを学んできた人)の数倍はやくしかも質の高い英語ができるようになるんだろうな、きっと。
TOEICの得点分布が二極化するのかな?(TOEICは、単なる正解率ではなくて、標準偏差的な算出方法をとっている(確か))っていうか、そもそもデジタルネイティブにTOEICやTOEFLは興味はないか・・。
インドの13歳の少年
番組の冒頭にでていた少年の様子
ゲームのデモ
ところで・・・
あなたのデジタルネイティブ度試してみた。
まぁ、こんなもんかな。