カーナビゲーション

そんなこんなで、結局気がついたらそこそこのカーナビとETCを装着(ETCは結局サービスしてもらった)。それまで必要性を感じていなかったが、これが意外と便利・便利。重宝している。目的地をセットするとルート案内と同時に到着時刻も予測してくれる。

今では、初めての場所でも事前に目的地までのルートを調べることもなく、当日目的地の住所を入力して出発することが多い。


便利になったカーナビ、技術も日進月歩。いまではPNDなんていう低価格のナビゲーションシステムも売れているという。

面白い記事が記載されていた。

朝日新聞デジタル:どんなコンテンツをお探しですか?

 ホンダは28日、燃費を最重視したルートをカーナビゲーションシステムに配信するサービスを始めると発表した。従来は一般に到着が早いルートを“省エネ ”ルートとしてきたが、必ずしも最低燃費とはいえない。このため、速度や加減速など実際の走行データを基に最適ルートを生成する。同様のサービスは自動車メーカーでは初という。

(中略)

走行距離や時間によって変動する料金自動収受システム(ETC)の割引情報を計算し、最も安いルートを配信するサービスも設定した。


2008/8/29 朝日新聞

(略)

 サービスを可能にしたのは本だの情報量。全国の道路交通・気象・観光情報に加え、72万人の会員が国内各地を実際に走った4億4千万キロ分のルート情報や燃費、渋滞情報を蓄積している。

 例えば省燃費ルートで目的地を設定すると、データを駆使して最適な道のりを約1分で計算し、カーナビに送信。「燃費を11%削減できます」などと、効果を音声で知らせてくれる。


webCG|「安いルート」や「キレイなルート」が選べる! ホンダがナビの新サービスを発表 (8070)

そのカラクリは、同社が構築してきたフローティングカー技術にある。従来は、交通情報をもとに各車のナビ側でルート計算を行っていたが、新サービスでは、交通情報はもとより、それぞれの車両から得られる燃料消費量や加減速のデータに加え、ETC割引料金や天気予報といったデータも収集。高性能なセンターコンピューター「インターナビサーバ」側でルートを計算してから、各車のナビにルート情報を配信する。

本来ナビに求められる、最短時間のルートを提供するサービス(「最速ルート/最速一般道優先ルート」)についても、インターナビサーバを活用することでより的確なルートを示せるようになったという。

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一方的に情報を提供するサービスから、ある意味インタラクティブな情報のやりとりで付加価値がリアルタイムに向上するという、おもしろい発想・サービスである。

しかし、携帯電話で情報のやりとりするようで、パケット代結構かかりそうだ。将来的には、自動車にもネットにつながるようなインフラができればもっと面白いことになりそうだ。


あとは、リアルタイムに地図をアップデートする機能ができれば・・。