マイナスイオン

滝に向かう道中にちょっとした休憩所があった。

マイナスイオンツアーへ何とかと書かれた看板があった。

これをみた子供が、「マイナスイオンって何?」。


確かとあるテレビ番組で取り上げられ一時期ブームになった言葉。説明が難しいなぁ。

とりあえず、「滝の水しぶきに近づくと気持ち良い気分になれるので行ってきてごらんということだと思うよ。」と取り繕う。


家に帰ってネットで調べてみる。

マイナスイオン和製英語)は、1999年ごろから2003年にかけて「健康によいもの」として日本ではやった流行語である。統一的な定義もなく、標榜されたさまざまな効果効能の中には科学的に研究されたものもあるが、未実証である。

ウィキペディアより

マイナスイオンは科学的根拠がないとか、マイナスイオンが健康に良いというのはインチキか?などいろいろな情報がヒットする。滝のマイナスイオン効果についても、ウィキペディアには以下のような記載があった。

業者が主張するマイナスイオンの効能

(中略)

マイナスイオン商品を販売する業者は論理を飛躍させて、実証されていない健康効果や検証されていない効果を述べる(例:「滝の側で高イオン値が観測されるとして、滝の側の爽快感はマイナスイオンが豊富だからだ」などど主張する)。確かに滝の側の爽快を感じることはあるが、これは飛び散った細かな水滴が気化する時の気化熱による空気の冷却による涼しさ、都会の喧騒から離れたことによる静けさ(滝の音のみ聞こえる)や空気の清浄さ(車の排ガスなどのない)、また木々の緑が目に及ぼすやさしさ等、これらの普通に想定される快適要因による説明で十分であり、

(以下、省略)

あとの詳細はウェブに譲るとして・・・。


まぁ、マイナスイオン効果でも、清浄化された空気でも、リラックスできることには変わりはない。

涼しい・・。