ウチのシステムはなぜ使えない
2ヶ月ぶりに本購入。
404 Blog Not Foundに紹介されていた本。
著者を「テクニカルライティング界のシャア」とまで。
本書がシャアのゲルググなら「受託開発の極意」はジムに見える。「受託開発の極意」がしょぼいのではない。本書がすごすぎるのである。
そんなにすごい本なら読んでみよう。と早速購入。
光文社[kobunsha] | ご指定のURLにはアクセスできませんでしたより抜粋
IT化したのに、
なぜか書類の量が激増!
SEに痛い目に遭わされたユーザ、
ユーザの無理難題にぶち切れたSE、ともに必読!
その業務、IT化する意味がありますか?
せっかく高いお金をかけてIT化するのであれば、多少今までと仕事のやり方が異なることになっても、従来の手法では不可能だった業務やサービスを可能にするなどの高度化や効率化を追求した方が吉である。IT化された慣れない作業手順で、一時的にせよ却って仕事の効率が悪くなることを懸念するのは当然だが、それは習熟によっていくらでも埋め合わせることができる。
もちろん、SEによる基礎設計が悪ければこの限りではないが、「悪い設計」にさせないための手練手管は本書でゆっくり練習していただければよい。
ウチのシステムはなぜ使えない SEとユーザの失敗学 (光文社新書)
- 作者: 岡嶋裕史
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2008/03
- メディア: 新書
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