お金持ちになる人、ならない人の仕事術
メルマガ書評にて、推薦されていたので、早速購入。
- 作者: ブライアントレーシー,Brian Tracy,弓場隆
- 出版社/メーカー: アスコム
- 発売日: 2007/03/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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お金持ちになることは必ずしも人生の成功者とは思わないが、何かしら努力と工夫があるからお金持ちになれたわけで、そのあたりのノウハウを是非知りたいと思って購入。
〜メイルマガジン「ビジネス選書事務局 」より〜
【1】
本当のお金持ちとは、人類の上位10%の富裕層のことだ。お金持ちになれない人は、自分を「残りの90%の人間」と考えている。一方、なれる人は自分を「上位10%に入るべき人間」と考えている。保険業界の統計によると、現役を引退した100人のうち、80人は年金に依存するか、働き続けるか、無一文になるかのいずれかになるという。ずっと働いてきたのに、なぜこうなってしまうのだろうか?
理由は2つある。ひとつは、お金持ちになる決意をしないからだ。もうひとつは、決意をしても行動に移さないからだ。経済的に成功して豊かな老後を送るには、次の3つを実行する必要がある。
1つ目は、経済的に成功するという願望を持つこと、2つ目はどんな問題に直面しても努力する決意をすること、3つ目は経済的に成功する習慣を身につけるようと自分を律することだ。
【2】
「お金持ちになるためには運が必要だ」と思っている人は多い。そういう人は「自分は運が悪い」と嘆く。しかし、成功は運で決まるものではない。現役で働いているうちに100万ドルの財産を築ける確率は、全世帯の5%だ。そういうと、狭き門に感じられ、運が必要と思うかも知れない。だが、5%はゼロではない。
つまり、目標達成に役立つことをできるだけたくさんすれば、自分が成功する確率は飛躍的に高まるのだ。
明確な目標を持ち、具体的な計画を立て、必要なスキルを磨く努力を重ねれば、誰でもお金持ちになることはできる。成功は、運ではなく、確率の問題なのだ。
【3】
全米のお金持ちの多くは、一代で財を築いている。秘訣は、考え方を変えて潜在能力を存分に発揮することだ。彼らにできたのだから、あなたにもできるはずだ。すぐに目標を揚げて行動すべきだ。ところが、世間にはお金持ちに関する多くの迷信がはびこっている。そして、多くの人は、これらの迷信にとらわれている。それが、成功を手に入れる際の障害になっている。
たとえば、成功には「学歴と資金が必要」と言われている。これらも迷信だ。まず、学歴だが、全米で最も裕福な400人の男女の中で、高校中退者は、大卒者より平均3億ドルも多くの資産を持っている。
また、成功には資金が必要だというのも迷信だ。全米で最も成功している移民はロシア系なのだ。彼らは、ほとんど資金を持たずにアメリカにやってくる。それでも彼らは成功している。
なぜなら、彼らは成功が難しい国で育っているからだ。そんな彼らがアメリカに来ると「ここにはチャンスがいくらでもある。成功は間違いない」と強く感じることができるのだ。
その結果、普通のアメリカ人が不可能と思いこんでいることも成功させてしまう。つまり、成功に必要なのは、学歴でも、資金でもなく、「自分は必ず成功する」と確信することなのだ。
【4】
成功者は心も裕福だ。成功するには、まず心の中から裕福な人間にならなければならないのだ。あなたは生きた磁石であり、あなたの強い感情が、それに合致する人と環境を引き寄せるからだ。自分の目標について強く思うほど、それを達成したいという気持ちも強くなる。その気持ちが強いほど、目標を引き寄せる力も強くなる。この力が目標達成に必要な人やアイデア、機会を引き寄せる。
また、あなたが経験する出来事は、あなたの心の中の世界を映し出したものだ。あなたの財産、仕事、人間関係、健康は、あなたの心の中のイメージをそのまま反映したものなのだ。
もし、裕福になりたいと考えるなら、まず心の中で裕福な人間になるべきだ。内面世界を変えれば、人生の外面的な世界を変えることができる。
心の持ち方を変えれば、人生は変わる。そして、あなたの心の持ち方は、唯一あなたが完全にコントロールできるものだ。この力さえあれば、必ず素晴らしい人生を創造できるはずだ。
リバレッジメモはまた後ほど。