奥飛騨(2) 予想GUY

新穂高ロープウェイで、千石平まで登りあたりを散策した。気温もそれほど高くなく気持ちがよかった。

登山道の入り口もあり、ここから約1時間半の軽登山で西穂山荘まで行くことができ、上高地も見下ろすことができるとのこと。

ちょっと行ってみるかとも思ったが、軽装だったこともあり先に進むことをあきらめる。

ロッジのような建物の中に登山届けの用紙があった。どんなもんかと眺めてみる。

書き方難しそうだ。山の名前もよく知らないので、現在地がどこかもよくわからない。


地図を眺めていて、ふとある山の名前に目がとまった。

野口五郎岳??

なんだ?

読み間違いかと思い何度か見返す。

あれ?

黒部五郎岳??

という山もある。

野口五郎に似た山か?それとも予想GUY似?(そんなわけないか・・)

隣でも登山届けを見ていたカップルが野口五郎岳に盛り上がったいた。

帰ってから調べてみたが、野口五郎の芸名の由来が野口五郎岳とのこと。

野口は当時の地名、五郎は岩がゴロゴロしているところから五郎となずけたとのこと。

山頂付近は大石が堆積していて、灰色で茫洋とした山容が特徴的な山である。

名前の「野口」は、この山が属する長野県大町市の集落「野口」に由来し、「五郎」とは大きな石が転がっている場所を表す「ゴーロ」の当て字である。

芸名は飛騨山脈野口五郎岳に由来し、名付け親はポリドール・レコードのディレクターといわれている。なお、黒部五郎岳にちなんだ「黒部五郎」も芸名の候補の中にあった。現在では、山の名前が歌手にちなんで付けられたと誤解している人さえいる。

へぇ~。